振付師鈴木明子嫌い?怖い?摂食障害を乗り越えた強さ!
フィギュアのシーズンになってきましたね。
1年休養しながら現役に復帰した浅田真央さんや
次世代のエースと呼ばれる宮原智子さんなど
これからもフィギュアスケートの
人気は続きそうですよね。
さて、今回は引退した元フィギュアスケート選手の
鈴木明子さんについて調べてみたいと思います!
まずは鈴木明子さんのプロフィールから。
鈴木明子
プロフィール
生年月日は1985年3月28日生まれの現在30歳。
愛知県出身で去年の2014年3月29日に引退された元フィギュアスケートの選手です。
スケートでの主な実績としては
2010年バンクーバーオリンピック8位
2014年ソチオリンピック8位
世界選手権3位
2013年全日本選手権優勝
などがあります。
経歴としては
6歳からスケートをはじめ、
高校生の時に全日本フィギュアジュニア選手権で2位、
全日本選手権で4位に入るなどし、ジュニア特別強化選手に選ばれます。
中学生くらいから頭角をあらわす子も多いため
フィギュアでは珍しく遅咲きのタイプと思えます。
その後、摂食障害を引き起こすなど(詳しくは後述)苦労を重ねながら、
2006年ユニバーシアードで優勝するなど活躍し、
2009年中国でGPシリーズ初優勝。
この時全日本選手権で浅田真央さんに続く2位となり
バンクーバーオリンピックの代表に選ばれています。
バンクーバーオリンピックではショートで11位発進とミスをしてしまったが、
フリーで7位になり総合では8位入賞となりました。
オリンピック後は不振が続くものの、
2011年自己ベストをマークし2年ぶりのGPシリーズ優勝を飾ります。
GPシリーズファイナルでは浅田真央が欠場し
唯一の日本人となるものの準優勝をおさめた。
またその年世界選手権にも出場し総合3位になっている。
初出場となった世界国別対抗戦では女子シングルでパーソナルベストを更新し総合1位となり、
日本代表の優勝に貢献した。
2014年のソチオリンピックでは両足小指の魚の目に悩まされながら連続となる8位入賞を果たす。
翌年の世界選手権6位を最後に引退を発表した。
引退後は
プロスケーターや振付師、スケートの解説を行う
などの活動をしている。
摂食障害で体重が32キロに?!母との関係は?
鈴木さんについてまわる摂食障害は有名なので皆さんご存知かもしれませんが、
その経緯等について少し内容をお知らせしたいと思います。
鈴木さんは18歳の時に長久保コーチの師事を仰ぐため東北福祉大学へ進学し、
一人暮らしをはじめ、それまでは完璧主義といわれる母が全て管理してくれていたのですが、
自分1人で食事を作ったり栄養を管理しなければならなかったそうです。
完璧主義の母がいて、
突然自分1人で食事や栄養の管理をすることは
相当大変だったのではないかと思います。
普通の女の子でもでも体重を気にするところですが、
特にフィギュアスケートでは跳ぶことも多いため少しの体重が死活問題となります。
また、完璧主義であり自分でなんでもできてしまう母であったため、
できないという事にたいしてあまり理解がなく
無言のプレッシャー
もかかってきます。
その「できて当然」というプレッシャーもあったのか、
体重増加を防ぐために油分や炭水化物を抜く
極端なダイエット
を行った結果、
摂食障害はひどくなり
入院を2~3年しなくてはならないほど
ひどい状態になってしまうのです。
この時ゆっくりと母親と話し合い
「スケートなんかしている場合じゃない」
と気付き自宅療養を開始します。
しかし、食べるという当たり前の事ができないという病気に
母は初め受け入れられなかったそうです。
治療のために精神科に通うと、医師からは「母親との関係が原因」と告げられたという。
鈴木さんは、当時の自身は気づいていなかったが「母親のために勉強もスケートも出来て当たり前という、理想の子供でいなければいけないという気持ちが根底にあった」と語り、一人で完璧に物事をこなし、結果も出さなければいけないという大きなプレッシャーが存在していたことを明らかにした。引用元 エキスポニュース
http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20140603/Gree_156508.html
鈴木さん自身も自分の状態を理解してもらえず悲しく苦しかったとか。
鈴木さんは当時について、「当たり前のことが当たり前にできないっていうのが本当に苦しくて生きている意味があるのかなって」と、辛い日々を振り返った。
引用元 エキスポニュース
http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20140603/Gree_156508.html
現在は160㎝47キロと一般的な体重になりましたが、
その当時は
体重は15キロ以上減少し、
32キロまで落ちて
しまったそうです。
身長が160cmで32キロって相当痩せていますよね。
当然スケートの大会など出場できるわけもなく、
国際大会出場もキャンセルが続きました。
しかし、だんだんと理解するよう勉強した母親は
「食べられるものから食べようね」
と温かく見守ってくれるようになります。
鈴木さんも強がってばかりではなく
自分の弱さも見せられるようになり、
母親も
「それでいいんじゃない」
と理解してくれるようになりました。
それからは不安を口に出して言えるようになり、
それをサポートしてくれる人がいて少しずつ回復していけたそうです。
周りの目ばかり気にしなくて済むようになった鈴木さんはその後、
日本を代表するスケーターとして無事復活を果たしました。
日本を代表するプレーヤーにまでなると
見えないプレッシャーは想像を絶するでしょうね。
鈴木明子は嫌い?怖い?性格は?
鈴木明子で検索すると
「 嫌い 怖い 」
というキーワードがでてきます。
すごく意外ですよね!
それらのキーワードについて調べてみました。
まずは、見た目や態度からというものが多かったのですが、
中には「性格が悪いから嫌い」が目につきました。
性格が悪いと評判になってしまっているようです。
原因となっているのが、自分がもてはやされていないと機嫌が悪い。
とか、高橋など男性選手にばかり愛想がよくて女性には冷たい。などなど…
引用元 鈴木明子の専門ブログ
鈴木さんのことを「嫌い」とか「怖い」などアンチの方が目立ちますが
人の好き嫌いは人それぞれですもんね。
引退後は、振付師やプロスケーター、スケート関連のテレビ・ラジオで活躍されています。
今後の活躍を期待しています。